
地域等における芸術活動促進事業
はじまりは4/326
「平成28年度 地域等における芸術活動促進事業」アートプロジェクト事業
事業期間 平成28年8月〜平成29年3月
前年度の継続事業として、地域社会の課題をアートやデザインで解決することを目的に実施。課題解決の一歩となる「地域とアートの接点」を作ることを目指した。大阪市内24区にある地域活動エリアをリサーチし、そのうち4地域に2名のアーティスト・クリエイターを派遣しワークショップを開催。地域とアーティストが協働できる場を作り、最後はお互いの想いや願いを意見し合うフォーラムで締めくくった。
地域ドレスをつくろう!
地域の自慢話やご近所話を参加者が自由に出し合い、出たキーワードをデザインに落とし込むワークショップ。ドレスをデザインするのではなく、地域について出てきたモノ・コトをデザイン化する。後日アーティストが完成したデザイン画をもとに、その地域だけのご当地ワンピースに仕立てる。
地域カルタをつくろう!
名所や旧跡、人気のたこ焼き屋から町の有名人まで、地元ならではのネタを盛り込んだカルタを作成し、参加者全員で遊ぶワークショップ。完成したカルタはWeb上で公開する。WSで地域の魅力を再発見し、WEB公開によて地域を世界に発信するという体験を同時に叶える。
ワークショップの成果として、また地域の魅力発信に役立ててほしいという思いも込めて、地域ポスターを製作。各地域のワークショップ参加者の中から選出した地域の方にドレスを着ていただいて撮影し、地域の魅力がよく表れているカルタの一句を合わせて、1枚のポスターに仕上げた。
淀川区・新東三国
巨大な団地のほか、マンションが多く建ち並ぶ地域。地下鉄御堂筋線沿いで利便性は抜群、商業施設も充実している。住民の高齢化により子育て世代が少なく、WSの会場となった新東三国小学校も全校生徒が300人に満たない。ポスターは「アーベイン東三国」で、新東三国小学校の生徒をモデルに撮影。ドレスのモチーフはアーベインの建物、猫、桜など。
鶴見区・榎本
大阪市の地域NPO法人化の先駆けであり、モデル地域ともいわれているエリア。青色防犯パトロールなど安全なまちづくりの取り組みを行っていること、またかつての工場地がマンションに建て替わっている背景もあり、子育て世帯が増えている。ポスターの撮影は、JR放出駅近くの「開かずの踏切」。ドレスには阿遅速雄神社の鳥居も描かれている。
天王寺区・味原
JR鶴橋駅と玉造駅の間に位置するエリア。古くからの住民と、マンションなどで移り住んできた住人が混在しているが、その接点はあまりない。かつては景勝地とされた味原池があったことから高低差が大きく、また牧場も存在した。ポスターの撮影は地域のふれあい喫茶を開いていた「喫茶 樂山」。ドレスに描かれているのは、味原池や産湯稲荷神社など。
此花区・梅香
JR西九条駅に近い梅香は、高齢化や空き家対策のためにアーティストを誘致した「此花メヂア」によりアート感度の高い町として注目を集めるエリア。まちの魅力を伝える年1回のイベント「見っけ!このはな」も開催されている。ポスターの撮影地は「亀が通る道」としてキーワードが挙がっていた四貫島住吉神社。地元の小学1年生をモデルに撮影した。
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