地域等における芸術活動促進事業

地域に根ざしたアートと文化

「平成27年度 地域等における芸術活動促進事業」

事業期間 平成27年8月〜平成28年3月

近年アートNPOやアーティストたちが地域に根ざしたまちづくりや社会的弱者である人々の自立支援に関わるなど、芸術文化を通じて地域に関与する活動が広がりをみせていることを背景に、こうした活動に対する理解の促進やきっかけづくり、支援のあり方について検討することを目的に事業を実施。「キックオフ・フォーラム」「フィールドワーク&まちあるき」「クロージング・フォーラム」「調査研究」の4つのプログラムを行った。

【主催】大阪市
【企画】共同事業体(NPO法人こえとことばとこころの部屋、慶典院寺町倶楽部、NPO法人アートNPOリンク)

地域を彩る

キックオフ・フォーラム

事業の開始にあたり、キックオフ・フォーラムを開催。地域課題や社会課題に関する活動を実践する団体の代表者が集い、その実績を紹介し、一般参加者とともに地域課題とアートについて考えを深めた。
【第1部】テーブルトーク「地域とアートの深い関係」
【第2部】ペアインタビュー「あなたとアートの関係」
【第3部】トークセッション「わたしたちとアートの意外な関係」

キックオフ・フォーラム

キックオフ・フォーラム

参加者:上田假奈代:NPO法人こえとことばとこころの部屋(西成区)、大川輝:モトタバコヤ(株式会社POS建築観察設計研究所)(此花区)、金光敏:NPO法人コリアNGOセンター(生野区)、甲賀雅章:大阪府立江之子島文化芸術創造センター(西区)、藤田ツキト:株式会社シカトキノコ(東成区)、山口洋典:應典院寺町倶楽部(天王寺区)

トーク&フィールドワーク

キックオフ・フォーラムの参加ゲストの活動地域を一般参加者と訪問し、現場の空気に触れながら地域の課題や活動への理解を深める、まちあるきアートやトークイベントを行った。

(此花区)
モトタバコヤ&
見っけ!このはな

大川 輝

大川 輝

案内人:大川 輝

(モトタバコヤ、(株)POS建築観察設計研究所 代表)モトタバコヤを拠点に、ユニークな空き物件を紹介する「おもしろ物件ツアー」などを実施。町会にも所属し地域行事にも参加するほか、地域の中と外をつなぐイベント「見っけ!このはな」を開催している。

(西成区)
ココルーム&
釜ヶ崎芸術大学

上田假奈代

上田假奈代

案内人:上田假奈代

(NPO法人こえとことばとこころの部屋代表理事、詩人)日雇い労働者の町「釜ヶ崎」でカフェ、ココルームを運営。喫茶のふりをしながら、表現と出会いの場づくりを目指している。「カマン!メディアセンター」や釜ヶ崎芸術大学などのプロジェクトを行っている。

(生野区)
コリアNGOセンター&
生野コリアタウン

金 光敏

金 光敏

案内人:金 光敏

(NPOコリアNGOセンター事務局長/教育コーディネーター、コラムニスト)韓国・朝鮮籍の外国人が多い生野区で、自身も在日3世として出生。在日コリアンが築いてきた知恵や文化を「日常の中にある芸術」として捉え、教育・人権・統一・まちづくりなどをテーマに活動している。

(天王寺区)
應典院寺町倶楽部&上町台地

山口洋典

山口洋典

案内人:山口洋典

(應典院寺町倶楽部事務局長)1945年に焼失し、1997年に再建された應典院は、「表現の拠点」として演劇の公演やワークショップなどを開催。“死と生”を大きなテーマに、いのちにまつわることを幅広く取り上げている。

(西区)
大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)

高岡伸一・高坂玲子

高岡伸一・高坂玲子

案内人:高岡伸一・高坂玲子

(大阪府立江之子島文化芸術創造センター)大阪府立現代美術センターの機能を一部継承するかたちで会館。アーティストサポートや実践型ソーシャルデザイン講座のほか、地域と行政がともに課題の検討や事業を推進するための支援を行っている。

(東成区)
シカトキノコ&ひがしなり街道玉手箱ほか

藤田ツキト

藤田ツキト

案内人:藤田ツキト

(株式会社シカトキノコ代表取締役、クリエイティブディレクター)ギャラリー経営や自宅購入をきっかけに地域に目覚め、町内会活動やご当地マップの制作などに携わる。点在する地域イベントを再編集し、東成区全体のイベントとしてまとめた「ひがしなり街道玉手箱」を立ち上げる。

クロージングフォーラム

クロージング・フォーラム

半年間をかけて行ったワークショップやフィールドワーク、アンケート調査などの取り組みを報告するとともに、会場の参加者とともに「地域に根ざしたアートと文化とは」を深めるべく、6時間にわたり5つのプログラムを展開した。主催者挨拶「社会的包摂とアライ(Ally)」
釜ヶ崎芸術大学合唱部による合唱
筆談トーク「『生』を表現すること」
事例報告「『若者』と『仕事』に向き合った交響楽団」
「大規模災害の現場で、ひとびとに寄り添うアート」
調査報告「地域課題に向き合うアート、調査結果から」
キートーク「社会的包摂と芸術文化、その振興策を考える」

クロージングフォーラム
クロージングフォーラム
クロージングフォーラム

出演者

釜ヶ崎芸術大学合唱部、倉田めば(大阪ダルクディレクター、Freedom代表)、齋藤陽道(写真家)
柿塚拓真(公益財団法人日本センチュリー交響楽団コミュニティ/教育プログラム助成金担当マネージャー、一般財団法人地域創造公共ホール音楽活性化事業(おんかつ)サブ・コーディネーター)
吉川由美(アートディレクター、演出家)、樋口貞幸(NPO法人アートNPOリンク事務局長、インディペンデント・アート・アドミニストレーター)、近藤誠一(近藤文化・外交研究所代表、前文化庁長官)、新川達郎(同志社大学大学院総合政策科学研究科教授)、上田假奈代、山口洋典

活動報告書
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